シャトルシェフを使った「殻が割れない」ゆで卵の作り方を紹介します。
シャトルシェフで作るメリットも説明しているので、ぜひ最後までご覧ください。
こんな方におすすめ
- シャトルシェフを使ったゆで卵の作り方が知りたい。
- ゆで卵の保存期間を伸ばしたい。
- 光熱費を抑えて、ゆで卵を作りたい。
- ゆで卵を作るのに手間をかけたくない。
保存用ゆで卵の作り方
今回紹介するのは「保存用のゆで卵」です。
そのため「殻が割れない」かつ「固茹で」のレシピを紹介します。
保存期間については、「ゆで卵の保存期間」の項目で詳しく説明します。
殻が割れないようにする方法は「ゆで卵の殻が割れる原因」の項目で詳しく説明します。
手順
- 卵を常温に戻す。
- そっと卵を入れる
- 常温の水を入れる
- 蓋をして沸騰するまで加熱する。
- 沸騰したら保温容器に移動させ、15分以上放置する。
- 取り出す際はオタマを使う。
卵を常温に戻す
卵が割れる原因の1つは、卵と接触するお湯などの急激な温度変化です。
冷蔵庫に入れていた卵をすぐに茹でようとすると、割れる可能性が高いです。
そのため、茹でる前に冷蔵庫から卵を出して、常温に戻してください。
卵を常温に戻すのが面倒な方は、そもそも卵を常温で保存してはいかがでしょうか。
卵を常温で保存すると、腐るのでは?と不安になる方もいると思います。
でも安心してください。
スーパーでも常温で売られていることが多いように、卵の常温保存は環境が整えば可能です。
詳しくは「ゆで卵の保存期間」で説明しています。
そっと卵を入れる
基本的なことですが、水を入れた状態で卵を入れると、入れたときの勢いで殻が割れてしまうことがあります。
必ず、卵を入れてから水を入れるようにしましょう。
常温の水を入れる
急激な温度変化を避けるために、「常温の卵」に「常温の水」を入れて加熱していきます。
最初は強火で大丈夫ですが、沸騰する直前に泡が出てきたら、中火から弱火にします。
強火のままだと、お湯の対流によって卵どうしがぶつかって殻が割れることがあるからです。
蓋をして沸騰するまで加熱する。
シャトルシェフの保温能力を最大限活かすために、蓋に水滴がつくくらいまで加熱します。
沸騰したら保温容器に移動させ、15分以上放置する。
固茹での卵は約13分でできますが、シャトルシェフは保温調理のため、念の為15分以上調理します。
シャトルシェフの最大のメリットは「ほっといて大丈夫」な点です。
例えば、保温状態でスーパーに出かけて3〜5時間放置しても全然OKです。
もちろん、保温中は光熱費はかからないので家計にも優しいです。
取り出す際はオタマを使う。
茹で上がった後、気を抜いてシャトルシェフからそのままお湯を捨てると、卵がぶつかり合ったり、落下したりして殻が割れることがあります。
そのため、少し面倒ですが、一つ一つオタマですくいましょう。
割れないようにボールに移して、ゆで卵を冷水で冷やします。
常温保存もできますが、長期時間保存する場合は冷蔵庫で保存しましょう。
ゆで卵の保存期間
生卵の保存期間
おおよその目安は次のとおりです。
生卵の賞味期限
- 12~3月(冬):採卵後57日以内
- 4~6月・10~11月(春、秋):採卵後25日以内
- 7~9月(夏):採卵後16日以内
厚生労働省によると、スーパーなどで購入後は冷蔵保存(10℃以下)をすることを推奨しています。
とはいえ、冬場などは室温が10℃以下になることもあるかと思うので、夏場でなければ常温保存も可能です。
【参考記事】
Q1 卵の賞味期限はどれくらいですか?
A:時期により異なりますが、卵の賞味期限は安心して「生食」できる期限を表示しています。サルモネラ菌の増殖が起こらない期間は卵の保存温度によって決まります。英国のハンフリー博士の研究に基づいて算出され、家庭で冷蔵保存する7日間を加えたものです。夏期(7~9月)が産卵後16日以内、春秋期(4~6月、10~11月)が産卵後25日以内、冬季(12~3月)が産卵後57日以内とされています。実状はパック事業者と量販店、バイヤーの話し合いで決めておりパック後2週間(14日)程度を年間を通して賞味期限としている所が多いようです。日卵協ホームページ「表示とタマゴの安心」を参考にして下さい。引用元:日本卵業協会|品質・保存編
ゆで卵の保存期間
ゆで卵は、生卵に比べて保存期間は短くなります。
おおよその目安は次のとおりです。
ゆで卵の賞味期限
- 殻あり:3~4日(固ゆでの場合)
- 殻なし:当日中
- ひびが入ったもの:当日中
あくまで目安なので、+1〜2日くらいは食べることができます。
少しでも保存期間を延ばすために、殻にピンで穴を開けたり、殻にヒビが入らないように茹でましょう。
また、半熟よりも固茹での方が保存期間が延びるので、15分以上茹でるようにしましょう。
ゆで卵の殻が割れる原因
ゆで卵が割れる主な原因は次の3つです。
- 急激な温度変化
- 鍋などにぶつかった刺激
- 卵どうしの接触
ガラスのコップが急激な温度変化に耐えられずに割れるように、卵の殻も急激な温度変化に弱いです。
そのため、卵は常温に戻してから茹でるようにしましょう。
また、卵を鍋に入れる際に殻にヒビが入ってしまうことが多いです。
そのため、卵を鍋に入れる際は、水の入っていない状態でそっと入れるようにしましょう。
最後に、加熱している最中のお湯の対流によって卵が動き、卵どうしの接触によって殻が割れてしまうことがあります。
沸騰しそうになったら強火から弱火に変えて、沸騰したらシャトルシェフの保温容器に移して卵どうしが接触しないようにしましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、シャトルシェフを使ったゆで卵の作り方を紹介しました。
シャトルシェフを使えば、殻が割れにくいため、長期保存用のゆで卵を簡単に作ることができます。
また、加熱後はほっといて大丈夫なので手間がかからず、光熱費も節約できます。
以上、参考になれば嬉しいです。