本記事では、シャトルシェフのお手入れ方法を紹介します。
シャトルシェフのような、特殊な調理器具の購入を検討する際、
「お手入れは簡単なのか、長く使えるか」
という悩みがあるかと思います。
安心してください。
シャトルシェフはお手入れが簡単で、長く使うことができます。
本記事は、シャトルシェフの購入を検討されている方に参考になる内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください。
こんな方におすすめ
- シャトルシェフの耐久性を知りたい。
- シャトルシェフの使用感を知りたい。
- シャトルシェフのお手入れ方法を知りたい。
今回紹介するシャトルシェフのスペック
筆者が購入したシャトルシェフTHERMOS(サーモス)は、4〜6人用のKBJ-4500(BK)という型です。
2020年頃に購入したため、丸々2年ほど使用しました。
1年使った感想は以下の記事で紹介しているので、興味のある方はご覧ください。
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シャトルシェフの寿命は?1年使用した耐久性をレビュー
本記事では、シャトルシェフを1年使用してみた耐久性や使用感を説明します。 シャトルシェフの購入を検討されている方に参考になる内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください。
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写真のブラックの色は現在生産中止となっていますが、Amazonなどのネットショップであればまだ購入することができます。
ちなみに、色違いのレッドやグレーは現在も生産中です。
シャトルシェフの耐久性
シャトルシェフを約2年間使用しましたが、購入時と同様、問題なく使えます。
約2年間の使用環境は次のとおり。
使用環境
- 週3〜5回使用
- ガスコンロで約1年使用
- IH調理器具で約1年使用
- シリコンのスパチュラ(ヘラ)などを使用
ポイント
シャトルシェフの内側のふっ素コーティングが剥がれないように、金属製の調理器具ではなく、原則シリコン製のものを使います。
また、オタマなど金属製のものを使う場合は、内側のふっ素コーティングに接触しないように気を付ける必要があります。
多少の傷などはありますが、内側のふっ素コーティングに影響がないため、使用する分には全く問題ないです。
目立った傷は、下の写真のとおり、取手の接合部分のふっ素コーティングが剥げてしまったことと、底面の傷くらいです。
1️⃣内側のふっ素コーティング
上の写真のとおり、金属製のヘラやトングなどを使わないようにすれば、2年使用してもふっ素コーティングが剥がれることはありませんでした。
2️⃣取手の接合部分のフッ素コーティングの剥げ
取手の接合部分のフッ素コーティングの剥げについては、購入してすぐに剥がれていたので、1年でも2年でも大差は無い感じです。
使用については全く問題ないので、特に気にせずに使っています。
(カレーを作った後なので、ちょっとカレーが付いているのはご愛嬌。笑)
3️⃣底面の傷
ガスコンロで1年使用したので、コンロの接触部分である底面はどうしても傷がつきやすいですね。
とはいえ、使用するには全く影響ないです。
シャトルシェフの使用感
シャトルシェフは、加熱して保温器具に入れるというシンプルな調理方法のため、調理に失敗することはほぼないです。
2年間使用した「使用感」の主なメリットは次のとおり。
ポイント
- 長時間放置で食材が非常に柔らかくなる
- 加熱・放置のため楽
- 光熱費を抑えることができる
- 省スペース
- コンロ増設効果
長時間放置で食材が非常に柔らかくなる
シャトルシェフで「放置するだけ」で、圧力鍋で調理したくらい柔らかくなります。
当サイトでも、順次レシピを公開しているので、ぜひご覧ください。
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加熱・放置のため楽
基本、加熱したらほっとくだけなので、焦げ付く心配がないです。
パスタを茹でる時や、ゆで卵など、幅広い使い道があります。
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光熱費を抑えることができる
シャトルシェフの公式HPでも紹介がありますが、加熱時間が約3分の1になるため、光熱費の削減にも大いに役立ちます。
省スペース
シャトルシェフは保温調理器具のため、キッチンスペースのちょっとした隙間に設置できます。
本調理器具の外部に熱が漏れにくい仕様になっているため、近くに熱に弱い物があっても問題ありません。
シャトルシェフの保温容器の上蓋部分は、ほんのり温かい
コンロ増設効果
一人暮らしで、あまり料理をしない方でもシャトルシェフはおすすめです。
例えば、麺類を茹でる時に重宝するかと思います。
シャトルシェフで麺を茹でる際は、加熱・沸騰後に規定時間放置するだけで麺を茹でることができます。
もちろん、保温調理中はコンロが1つ空くため、別の調理ができます。
そのため、麺を茹でる間にソースを同時に調理する、パスタなどの料理が非常に効率的になります。
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シャトルシェフのお手入れ方法
シャトルシェフのお手入れは、基本的に次の2段構えが効率的です。
ポイント
- 使用後の洗い(調理器具の内側)
- 定期的な清掃(保温器具・調理器具の底面)
そもそもですが、シャトルシェフは2重構造になっています。
「内側の調理鍋」は、普通の鍋とほぼ同じ作りで、「外側の保温容器」に入れることで保温調理できる仕組みになっています。
使用後の洗い(調理器具の内側)
使用後の洗い(調理器具の内側)
内側の鍋は、調理が終わる度に洗う必要があります。
このあたりは、通常の鍋と同じなので常識の範囲内で手入れすればOKです。
タワシなどは絶対に使わない
シャトルシェフの内側の鍋はふっ素コーティングされているため、ややデリケートな素材です。
そのため、シャトルシェフの内側の鍋を洗う際は、必ずスポンジなどの柔らかな素材のもので洗いましょう。
(普通のお皿などの洗い物と同じ扱いでOKです。)
シャトルシェフ(内側)は、ふっ素コーティングされているため、カレーを作ってもスポンジで簡単に洗えます。
保温調理のため、そもそも焦げ付かない
定期的な清掃(保温器具・調理器具の底面)
定期的な清掃(保温器具)
外側の保温容器は汚れることが少ないため、半年から1年に1回くらいの掃除でOKです。
保温容器は普通に使っていれば汚れることはありませんが、調理鍋を保温容器に移すタイミングで中身をこぼすこともあります。
半年から1年くらい経ってから見てみると、上の写真のようにかなり汚くなっていました。笑
まずは中性洗剤とタワシでゴシゴシ洗っていきます。
タワシで軽く洗うだけでも、下の写真くらい綺麗になります。
外側の保温容器はステンレス製なので、キッチンブリーチの付け置きで更にピカピカになります。
注意ポイント
キッチンブリーチで付け置きするのは、ステンレスが腐食や変色する恐れがあります。
ステンレスは腐食しづらい金属ですが、腐食や変色する可能性があるため、キッチンブリーチで手入れをする場合は自己責任でお願いします。
(体感的には、ステンレスの製品をブリーチで手入れしても腐食したことはないです。)
2〜3cmほどキッチンブリーチを入れた後、水で薄めていきます。
30分ほど放置した後、水ですすいでいきます。
こんな感じにピカピカになります。
続いて、保温容器の上蓋。
上蓋は丸洗い不可
丸洗いできそうですが、丸洗いしないよう説明があるため、素直に従います。
とはいえ、シャトルシェフの上蓋は汚れることがほぼないので、お手入れも簡単です。
ちょっと汚れがついたら、アルコールスプレーとペーパータオルでごしごしすれば元通り綺麗になります。
こんな感じで、買った時とほぼ同じです。
定期的な清掃(調理器具の底面)
ついでに、内側の調理器具の底面も綺麗にしていきます。
参考
調理器具の底面はガス火で調理する場合は、見た目以外の影響はないので、気にならない方は手入れしなくても良いかもしれません。
IHクッキングヒーターで調理する場合は、熱電伝導率に影響があるため、定期的にお手入れをすることをおすすめします。
写真のとおり、吹きこぼれた汁が加熱された時の汚れなどで、黄ばみが目立ちます。
普通のスポンジや洗剤では落ちにくいため、メラミンスポンジなどで削っていきます。
注意ポイント
筆者は、メラミンスポンジで落とそうと試みましたが、全然落ちなくて断念。
結局ボンスター等の金属タワシで削って綺麗にしました。
ふっ素コーティング部分は絶対に削らない
なお、削るのは底面のみで、ふっ素コーティングがしてある部分は絶対に削らないように。
削るのに力はあまり必要なく、同じところを何度も擦るイメージで削っていきます。
油などで少しベトベトしているため、中性洗剤をつけて洗うのもおすすめです。
なお、シャトルシェフの底面と側面の繋ぎ目は削ると腐食が進みやすくなるため、あまり削らないように気をつけましょう。
上の写真のように、シャトルシェフの使用回数が増えると底面と側面の繋ぎ目に傷ができてきます。
メモ
特にガス火だと傷が付きやすい。
多少の傷はありますが、シャトルシェフの使用には全く問題ありません。
上の写真のように、IHクッキングヒーターに接触する部分だけ綺麗にできればOKです!
シャトルシェフの底面のお手入れは、ガスコンロを使っている方は気になる方だけで大丈夫かと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、シャトルシェフのお手入れ方法について紹介しました。
内側の調理器具は普通の鍋と変わらないため、お手入れも簡単にできます。
シャトルシェフは省スペースで保温調理には電源等が不要のため、一人暮らしでも大活躍の商品です。
シャトルシェフは、あまり料理をしない方でも使い道が豊富ですので、気になる方はぜひお試しください!
以上、参考になれば嬉しいです。